24/4/11 恵那 パッション 四段-
23年の秋から触り始めた課題がやっと登れた
日数としては13日
めっちゃ掛かったなー
ばらしが出来たのが去年の年末で
今年に入って繋げトライを開始してなんとか完登することができた
初めての四段としてこの課題に打ち込んで本当に良かった
今シーズン中に登りたいのに梅雨のような長期の雨や急な気温上昇に振り回されて
4月に入ってからはめっちゃ天気予報を見てた気がする
雨の合間&気温の低い日に有休を取ってトライしに行って良かった
繋げトライを始めた頃は
坂の上の雲をトライする友人たちと一緒に行っていたが
友人が坂の上の雲を完登後は
1人になったため、マットを二往復で運んだりとなかなか辛かった
正直、最後の方はマットの運搬が一番辛かった感もある
四段は自分にとってのグレード更新だったため、
トライ前にシューズを温めたり、扇風機でしっかり手を乾かしてからトライなど
細かい部分も確実に行うようにした
ずぼらな自分がしっかりとルーティンを守ってトライしていたのも
それだけ自分の中で緊張感があったんだと思う
特にムーブの中で
左手でスローパーを抑えて、
右手ガストンで振られを耐える部分が一番嫌だった
めっちゃ猫パンしてたし、、、
そこからの左手サイドカチから右手出しは確実にこなせる訳ではないが
振られを耐えるパートに比べると安定感があった
その一番嫌な振られ耐えをこなすためにもトライ前にルーティンを守ってトライしていた
コンディションを一定にするためにもやっておいて良かったと今は感じている
これだけ打ち込んでいた課題登れて、しかもグレードを更新して感じたことは
当然嬉しさはあるが、感覚としては結構あっさりとしているなと感じた
日数を掛けすぎてしまったのもあるとは思う
完登したら泣いたりするのかなという考えが頭の片隅にはあったがそんなこともなかった
どちらかというと嬉しさよりも一緒にセッションしてくれていた方や
別課題をやるためにでも同じ岩に来てくれた友人、
ソロでやるためマットをずっと貸してくれたり、応援してくれていた友人へ
感謝の気持ちの方が強かったと思う
ハンターハンターで「大切なものは欲しいものより先に来た」ってセリフがあったけど本当にそうなのかもしれない
それにしてもパッションが登れて良かった
マットを担いでアプローチを戻りながら
次は何登ろうかと考えてしまっているクライマーのさがに
ヤバさを感じつつ帰路に付いた