登ったり、落ちたり

クライミング関係のおもひで

鳳来 花夜叉

24/2/3 鳳来 花夜叉 2段
初めて触ったのはゲルニカと同じく2年前 
 
その時、ゲルニカは初手止まったり中間まで進めたりと
まだ可能性はあったが花夜叉はまったく可能性を感じなかった
 
初手も止まらないし、
後半パートだけやってみようと
思ってもできないしで意味不明だった


一緒に行ったメンバーの一人が
初手を初めて止めたトライで
そのまま完登して
強いクライマーってやべーんだと
引いた記憶がある


最近聞いたんだけど2段の卒業課題みたいな
言われ方をすることもあるらしい
今となって考えればその感覚も分かる気がする


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友人たちがコカや花夜叉SDをやるとのことで
一緒に鳳来へ
直近ではゲルニカを登った後に触って
何一つ進まなかったが今回はどうだろうか


ハスコラやハストラでアップ
初めて触ったけど面白い
高さもあるしマントルも少し緊張感があって良かった


その後、友人たちはグライダーでアップへ
自分は前日に豊田で登ったのもあり、
アップは少なめにしようと判断し先に花夜叉へ


やはりこの時期の鳳来は人気で
既に花夜叉にも何人か取りついていた


そこに混ぜてもらい、
アンダーの持ち感や初手取りの動きをチェック
初手は取れないがまぁゆっくりやっていこう


上部の部分は精度が悪いがなんとかばらせた
特に3~4手目の右手を初手から送る部分が
めちゃくちゃ苦手で
そこのムーブでだいぶヨレてしまう


そこから上はヨレていると怪しいが
取り合えず何とかなった


問題の初手取りへ
何度やっても出来ない
初手を取る動作時に右足が抜けてしまう


これ出来なくね?
と少し悲しい気分になっていると
友人が身体を振る向きを変えてみたら?
とアドバイスをくれた


具体的には壁に向かってではなく
初手の右へ向けて身体振ってみたらと言われた


その程度の変更で出来るわけ、、、
出来たわ


傾斜があることを感じさせないレベルの安定感で出来た


一瞬疑ってしまったことが申し訳無さ過ぎる
本当にありがたい


この感覚が分かってから
高確率で初手止めが出来るようになった


友人たちはというと
花夜叉SDをやってる子は
初手から先は安定しているが
初手のミートする位置が安定しないらしく苦戦していた
コカをやっている子はバラシは出来たが
繋げに苦戦中だった


そんな友人たちを応援しつつ、
しっかりレストして繋げトライ


初手をこなし、
苦手としていた右手の送りもなんとかこなした


しかし、そこまでが限界でよれてしまい、
左手ガバピンチ取りは手すら出せずに落ちた


この日はそこが最高高度で
もはやスタートで浮くことも出来なくなり
隣の夜叉を触ってみたりして終了


友人たちも目当ての課題は敗退だったが
コカをやっていた子は終わり際に
夜叉を颯爽と登っていった


羨ましい、、、
終わり際でも登れる能力が欲しい、、、
と友人を羨みながら
東栄チキンの唐揚げに貪りついて
この日は終了


24/2/3
前回ばらしはできたが繋げることは
できなかったのでリベンジへ


今回もコカを狙っている友人と一緒に来た
前回と同じようにハスコラやハストラでアップ
その後、お互い目当ての岩へ移動


今回は2日間のレストを挟んでいるので
上部でヨレ落ちはしないだろう
と高を括っていた
 
しかし蓋を開けてみれば初手取りが出来なくなっていた
前回完璧につかんだと思っていたが全くこなせない


やばい
非常にやばい


しかも初手を取った後の右手の送りのムーブもできない
2日レストを挟んで
気合が入っているだけにできないのは非常に焦る


時間をかけて右手の送りは解決したが初手は迷走中
その状態で昼になってしまった


一度レストを挟もうと友人のコカを見に行った
友人は繋げトライの核心部をこなし
上部へ突入したところでヨレて落ちるという
惜しいトライを していた


比べて自分は初手ができていないし
できていないことに焦っているという
非常に悪い状況になっていた


やばいなーと思いながら再度トライを開始
そこでやっと前回のように綺麗ではないが
なんとか初手が止まるようになった


無理やり止めているので
このまま繋げると上部でヨレ落ちする可能性を感じる


しかしここから探り続けると
また初手取り沼にハマる可能性もあったため
無理やり止める方法で繋げトライを行うことにした


そのムーブに覚悟を決めてから数トライでなんとか完登


今日登らなくちゃという気負いが大きかったため
登れた安堵感がめちゃくちゃあった
本当に登れてよかった


その後せっかくだし夜叉もやっておこうと思い
トライを開始
ムーブ自体は前回友人が登ったことで分かっているし
ホールドも最初以外はほぼ花夜叉なので分かっている


夜叉の方はしっかりと握ればほぼ固めて動けるため
花夜叉と比べて不安定な箇所は少なく
比較的少ないトライで登ることができた


グレードが同じということに
少し疑問を感じるが嬉しい


その後、コカをトライする友人のところへ移動


友人は何度か上部でのヨレ落ちを繰り返しており 
疲労で終了とのこと
自分もせっかく移動したので
何度かコカをトライしヨレてきたところで
別エリアの散策へ行き
この日は終了


かなり苦手意識のあった花夜叉が残れて良かった
コカも触り始めたので
鳳来のシーズンが終わる前に登れるように頑張りたい
 
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鳳来 花夜叉 2段
 
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鳳来 夜叉 2段