登ったり、落ちたり

クライミング関係のおもひで

鳳来 ゲルニカ

23/12/20 鳳来 ゲルニカ 2段


年末年始付近から気温的に恵那などはシーズンオフなこともあり、豊田や鳳来に通っていた


今シーズンの鳳来では初めにゲルニカを登ることができた
初めて触ったのはいつだったのかと見返したら2021年12月16日だった
衝撃だ
もうそんなに経ったのか
今回登れた日が23年12月20日なので本当に2年越しで登ったことになる


当時、鳳来にはリードで通っていたがボルダーは行ったことがなかった

そこで鳳来ボルダーに行こうと提案してくれたジムのメンバーと行くことになった


行ったことある人から、大体の場所は聞いていたが正確な場所まで把握しておらず、みんなで岩探しをするところから始めた
ゲルニカの場所は踏み跡を辿って、迷わずに行くことが出来た(奇跡だった気がする)
花夜叉の場所は分かっておらず、沢沿いから探し始めて、歩き回りめちゃくちゃ疲れたのと

場所が分かったらめちゃくちゃ近いじゃねーか!

とみんなで突っ込んだのを思い出す


2年前、初めてゲルニカに触った時は初手は止まったが、その先のインカットしたカチを取りに行く際に右手がすっぽ抜けて落ちるを繰り返して諦めた記憶がある


その日以降も何度かゲルニカを触りに行ったが、ゲルニカの人気もあり、中間部から先が出来るかも怪しい自分が触って本気トライ勢のリズムを崩していいのかなど卑屈なことを考えては自分が登らない言い訳にしていた気がする
強傾斜に対する苦手意識がより拍車を掛けていたと思う


そして2年後の今年
流石にその頃よりは多少成長している自覚はあったのでなんとかやる気を出しソロでゲルニカ

(マットは友達に借りて4枚体制)

平日だったこともあってか誰もいなかった


そして久々のゲルニカ
初手取りの安定感だったり、中間部の処理だったりサクサク進めることが出来てちゃんと成長してるなーと感じていた
これはすぐ登れるわ、ゲルニカ終わったら何やろうかな、オークか花夜叉でもやるか
なんて負けフラグを立てた瞬間から右手のリップ取った後の左手取りが出来ないことに気づく

え?まじ?


正確には左手のホールドを取れることは取れるが左手を止めた瞬間に足が切れ、振られて落ちる
これって気合で振られに堪えるしかないんか?
気合で止めるのはありかもしれないけど
ミスると右手がすっぽ抜けてマット外の岩にfly awayする未来が見えるんですが
などなど絶望を感じ始めながらもとりあえず繋げトライを継続
そして左手止めで何度も落ちた


流石に心が折れ始め、このトライで登れなかったらマット外に吹き飛ぶかもしれないけど気合で振られ止めプランに切り替えようと考えていたトライで足が残った
フットホールドの踏み方を個人的に安心感のあったインサイド気味からつま先気味に変えたのが良かったのか


そこから先は

ガバ無いじゃねーか!

ここから落ちたら確実にマット外じゃねーか!

などとテンパる気持ちを殺してなんとか完登


嬉しさもあったが最後のテンパりの影響で登れた安堵感のほうが大きかった
それにしても登れて良かった


その後はテンパりの影響でオークの高さに対し、恐怖感を感じてしまったため、花夜叉へ


花夜叉にて
初手止まらんし、上部もむっず!!!
ということを確認し、スタートで浮けなくなってきたくらいで終了


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鳳来 ゲルニカ 2段 - YouTube